設定ファイルのステージ
Xresources値を上書きしたり新しく用意したいのみであれば、設定のステージングは不必要であり推奨されません。Xresources値を上書きするには分割されたページをご覧ください。

Regolithでは様々なコンポーネントの動作や外観を決定するためにいくつもの設定ファイルを使用します。それらのファイルを直接簡単に編集することができると、あらゆるユーザーが機能アップデートを上書きする危険性のある設定を実行するでしょう。Debianのパッケージングシステムはユーザーに対し、アップデートを受けるか現在のファイルを維持するのかを訪ねますが、ユーザーがファイルの部分更新を受ける場合には意図しない影響が存在するかもしれません。Regolithは、ログイン後、ユーザーがステージした設定ファイルを探し出し、それらが存在する場合は 既定のファイルの代わりに読み込みます 。これは、ユーザーがファイルの設定をより詳細に管理できるため、ファイルを直接編集することよりも推奨されます。このページでは、これらのファイルの作成方法について解説します。

変更したい内容によっては、i3設定ファイルの場合は独自のコピーが必要になる場合があります。Regolithの外観を変更する方法を探している場合、Xresourcesですべて解決できます。キーバインドの更新や追加、コンポーネントの入れ替えなどは、i3設定ファイルをステージする必要があるでしょう。

i3設定 #

  1. 既定のRegolith i3設定ファイルをホームディレクトリにコピーする。
$ mkdir -p ~/.config/regolith3/i3
$ cp /etc/regolith/i3/config ~/.config/regolith3/i3/config
  1. ログアウトして戻る。Regolithセッションがユーザーがステージしたファイルを自動で認識して読み込むでしょう。

変更の確認 #

  1. i3 --moreversionを実行して確認し、結果として表示された設定ファイルに注視する。作成直後であればコピーすべきです。そうしない場合は、パスが正しいことを確認してください。正確であればRegolithが~/.config/regolith3/i3/configを読み込みます。