Regolith 3.2を入手 #
以前のバージョンのRegolithからアップグレードする場合、リリースノート 、特に移行ガイドに興味があるかもしれません。
インストール時に選択するパッケージ #
Regolith 3.0では、複数のセッション(X11: regolith-session-flashback
, Wayland: regolith-session-sway
)から選択することができるようになりました。このため、Regolith 3.0をインストールするときは、使用するセッションを一方か両方を指定します。さらに、Regolith 3.0からはインストール時にRegolithの外観を指定できるようになったことで、後で設定する必要があるセットアップが節約されます。DebianベースのシステムのX11で推奨される基本的なインストールは以下の通りです。
sudo apt install regolith-desktop regolith-session-flashback regolith-look-lascaille
# ^-- ベース パッケージ ^-- セッション ^ -- 外観
- セッションについて、次の内の一方か両方を選ぶことができます:
regolith-session-flashback
(X11),regolith-session-sway
(Wayland) - 外観について、次の外観パッケージから1つを選ぶことができます。
regolith-look-ayu-dark
regolith-look-ayu-mirage
regolith-look-ayu
regolith-look-blackhole
regolith-look-default-loader
regolith-look-default
regolith-look-dracula
regolith-look-gruvbox
regolith-look-i3-default
regolith-look-lascaille
regolith-look-nevil
regolith-look-nord
regolith-look-solarized-dark
上記の推奨事項の例と代替案として、ここでは、Swayセッションに外観"Nord"を適用してインストールするapt
コマンドを紹介します。
sudo apt install regolith-desktop regolith-session-sway regolith-look-nord
サポートするOS #
以下は、Regolithデスクトップのインストールを取り扱っている特定のLinuxベースのOSごとに分割されています。
Ubuntu #
Regolithはシステムパッケージとしてインストールすることができます。これは簡単に更新や削除ができ、一貫することができます。 下記のステップでは、Regolithのパッケージリポジトリからパッケージを読み込み可能にして、デスクトップパッケージをインストールできるようにシステムを設定する方法について記しています。
ローカルの
apt
にRegolithの公開鍵を登録する。wget -qO - https://regolith-desktop.org/regolith.key | \ gpg --dearmor | sudo tee /usr/share/keyrings/regolith-archive-keyring.gpg > /dev/null
ローカルの
apt
にリポジトリのURLを追加する。echo deb "[arch=amd64 signed-by=/usr/share/keyrings/regolith-archive-keyring.gpg] \ https://regolith-desktop.org/release-3_2-ubuntu-noble-amd64 noble main" | \ sudo tee /etc/apt/sources.list.d/regolith.list
apt
を更新してRegolithをインストールする。sudo apt update sudo apt install regolith-desktop regolith-session-flashback regolith-look-lascaille
システムを再起動する。
ログインマネージャーは新しいデスクトップセッションを識別するため、再起動が必要になります。システムを再起動するのはログインマネージャーを再起動するための簡単な方法です。
ARMベースのシステムにインストールするときは、上記の内容から2箇所のamd64
をarm64
に置き換えてください。
Regolithはシステムパッケージとしてインストールすることができます。これは簡単に更新や削除ができ、一貫することができます。 下記のステップでは、Regolithのパッケージリポジトリからパッケージを読み込み可能にして、デスクトップパッケージをインストールできるようにシステムを設定する方法について記しています(こちらでダウンロード可能なスクリプトが利用できます)。
ローカルの
apt
にRegolithの公開鍵を登録する。wget -qO - https://regolith-desktop.org/regolith.key | \ gpg --dearmor | sudo tee /usr/share/keyrings/regolith-archive-keyring.gpg > /dev/null
ローカルの
apt
にリポジトリのURLを追加する。echo deb "[arch=amd64 signed-by=/usr/share/keyrings/regolith-archive-keyring.gpg] \ https://regolith-desktop.org/release-3_2-ubuntu-jammy-amd64 jammy main" | \ sudo tee /etc/apt/sources.list.d/regolith.list
apt
を更新してRegolithをインストールする。sudo apt update sudo apt install regolith-desktop regolith-session-flashback regolith-look-lascaille
システムを再起動する。
ログインマネージャーは新しいデスクトップセッションを識別するため、再起動が必要になります。システムを再起動するのはログインマネージャーを再起動するための簡単な方法です。
ARMベースのシステムにインストールするときは、上記の内容から2箇所のamd64
をarm64
に置き換えてください。
Regolithはシステムパッケージとしてインストールすることができます。これは簡単に更新や削除ができ、一貫することができます。 下記のステップでは、Regolithのパッケージリポジトリからパッケージを読み込み可能にして、デスクトップパッケージをインストールできるようにシステムを設定する方法について記しています(こちらでダウンロード可能なスクリプトが利用できます)。
ローカルの
apt
にRegolithの公開鍵を登録する。wget -qO - https://regolith-desktop.org/regolith.key | sudo apt-key add -
ローカルの
apt
にリポジトリのURLを追加する。echo deb "[arch=amd64] https://regolith-desktop.org/release-3_2-ubuntu-focal-amd64 focal main" | \ sudo tee /etc/apt/sources.list.d/regolith.list
apt
を更新してRegolithをインストールする。sudo apt update sudo apt install regolith-desktop regolith-session-flashback regolith-look-lascaille
システムを再起動する。
ログインマネージャーは新しいデスクトップセッションを識別するため、再起動が必要になります。システムを再起動するのはログインマネージャーを再起動するための簡単な方法です。
ARMベースのシステムにインストールするときは、上記の内容から2箇所のamd64
をarm64
に置き換えてください。
Regolith LinuxはRegolithデスクトップ環境がインストールされた、Ubuntu 22.10のインストールイメージです。USBドライブから起動して、インストールすることなくRegolithを実行することを可能にします。また、コンピューターのドライブにシステムをインストールすることもできます。Regolith Linuxでは、以下の特徴がRegolithデスクトップに追加されています。
- 起動画面とロック画面Regolith用にブランディングされています
- 不要な依存関係を避けて
gdm3
の代わりにlightdm
ディスプレイマネージャーを使用しています - 次のパッケージがインストールされていません。これらのパッケージは、ユーザーが必要であればインストールすることができます:
gdm3
,gnome-shell
,ubuntu-session
,evolution-data-server
,snapd
詳しい情報はRegolith 2.2のリリースノートを参照してください。
ISOはLinuxではdd、ディスクやKDE ISO Image Writerなどを用いてUSBドライブに書き込むことができます。macOSでは、Etcherを使用します。WindowsではRufusを用いて、DDモードで書き込むことができます。
Debian #
Regolithはシステムパッケージとしてインストールすることができます。これは簡単に更新や削除ができ、一貫することができます。 下記のステップでは、Regolithのパッケージリポジトリからパッケージを読み込み可能にして、デスクトップパッケージをインストールできるようにシステムを設定する方法について記しています(こちらでダウンロード可能なスクリプトが利用できます)。
ローカルの
apt
にRegolithの公開鍵を登録する。wget -qO - https://regolith-desktop.org/regolith.key | \ gpg --dearmor | sudo tee /usr/share/keyrings/regolith-archive-keyring.gpg > /dev/null
ローカルの
apt
にリポジトリのURLを追加する。echo deb "[arch=amd64 signed-by=/usr/share/keyrings/regolith-archive-keyring.gpg] \ https://regolith-desktop.org/release-3_2-debian-bookworm-amd64 bookworm main" | \ sudo tee /etc/apt/sources.list.d/regolith.list
apt
を更新してRegolithをインストールする。sudo apt update sudo apt install regolith-desktop regolith-session-flashback regolith-look-lascaille
システムを再起動する。
ログインマネージャーは新しいデスクトップセッションを識別するため、再起動が必要になります。システムを再起動するのはログインマネージャーを再起動するための簡単な方法です。
ARMベースのシステムにインストールするときは、上記の内容から2箇所のamd64
をarm64
に置き換えてください。
regolith-desktop
パッケージは、多くのハードウェアで動作する必要最小限の設定でインストールします。追加で高級なパッケージやもっと便利な環境を追加するには、新規ユーザーに推奨されるパッケージを参照してください。
regolith-compositor-picom-glx
コンポジターは多くのコンピューターで動作します。もしドライバや視覚的な問題に遭遇した場合は、他のコンポジターをお試しください。
リリースの変更ポリシー #
Regolith 3.2以降では、すべてのリリースにおいて、パッケージリポジトリのURLに一意の名前が使用されます。これは、ユーザーが、新しいリリースにアップグレードするタイミングを完全に制御できることを意味します。パッケージマネージャーに常に最新版をインストールしてほしいユーザーには、release-current
という特別な段階が提供されています。